1858年、ダーウィンは進化論を発表しました。
「神話(18)を壊(58)す、進化論」 ※「こわ」す=58 ※神→シン→針→縦棒のイメージ→「1」
進化論以前のヨーロッパでは、生物に関してキリスト教的な価値観がありました。
旧約聖書には「ノアの箱舟」というお話があります。
あらすじを超ザックリと説明しますね。
アダムとイブから何世代か経った後には、地上に人間が多くなっていました。
しかし、人間は神に逆らって好き勝手に生活するようになりました。
そこで、神は「あんな人間なんていらない」と怒り、人間を消すために大洪水を起こすことにしました。
ところが、人間の中でも、神に逆らわないまじめな者がいました。彼がノアです。
神はノアに対し、こう言いました。
「ノアよ。世界はあまりにひどいものだから洪水でこの世界を滅ぼすことにした。だか、まじめな君だけは救ってあげよう。そのためにしてほしいことがある。洪水に耐えられる方舟を作り、君の家族と、すべての動物のカップルを一組ずつ、その方舟に乗せてね。方舟の設計図も用意しといたから。」
こうしてノアは、神の言うとおりにし、洪水が起こった後も生き残ったのです。
そして、ノアの子孫が我々人類であり、今いる動物も方舟に乗せられた動物のカップルの子孫というのが、キリスト神話上の設定なのです。
さらに「ノアの方舟」には、具体的に「すべての動物」が何であるかの記述があったのです。
さて、話をダーウィンに移しましょう。
ダーウィンは、太平洋に浮かぶガラパゴス諸島に行った際に、首の長いカメを発見しました。
首の長いカメは、聖書の中には載ってません。載ってるのは普通のカメです。
ダーウィンは「なぜ、聖書に載っていない生物が存在するんだ?」と考えました。
実は首の長いカメは、高いところにある葉っぱを食べて生活していました。
ダーウィンは「地面には草が生えておらず、高いところにある葉っぱを食べるためにカメが首を長くしたんだ!これは進化だ!」と気付いたのです。
これは聖書の否定にあたります。聖書の「すべての動物」の記述を否定したことになるのです。
聖書を否定したということで、ダーウィンは進化論の発表後かなりいろんな批判にあったのです。
という訳で、ダーウィンの「進化論」発表は、「神話(18)を壊(58)す、進化論」(1858)と覚えておきましょう。
以上、ダーウィンの「進化論」発表の年号ゴロ合わせでした!