797年、桓武天皇は坂上田村麻呂を征夷大将軍に任命しました。
「泣くな(797)!坂上田村麻呂!」
征夷大将軍に任命された坂上田村麻呂は、蝦夷の総大将である阿弖流為(アテルイ)を降伏させたのです。
とはいえ、坂上田村麻呂は阿弖流為のことを敵ながら、優秀な人物であると認めていました。
坂上田村麻呂は、阿弖流為を平安京に連れて帰り、「阿弖流為は蝦夷の人々からの信頼も厚く、優秀な奴だから、今後の東北地方の運営は阿弖流為に任せるべきである。」と言いました。
ですが、平安京の貴族たちはこれに反対し、阿弖流為は処刑されることとなったのです。
阿弖流為が殺されてしまい悲しくて泣いてしまう坂上田村麻呂を励ます感じで、
「泣くな(797)!坂上田村麻呂!」
以上、坂上田村麻呂が征夷大将軍に任命された年号の覚え方でした!