1932年、五・一五事件が起こり、犬養毅首相が殺されました。
「ひどくみに(1932)くい、五・一五」
五・一五事件とは、海軍の青年将校らによるクーデター事件のことです。
海軍の若者がクーデターを起こした理由は、世界恐慌後の混乱をまとめきれない政党政治の内閣には任せてられない思ったことが大きいでしょう。更に、1930年に調印されたロンドン海軍軍縮条約に対する苛立ちもあったわけです。
青年将校らは首相官邸に乗り込み、それに対し犬養毅首相は「話せば分かる、一旦話を聞こう」と言ったものの、青年将校らは「問答無用」と言い放ち、首相を射殺したのです。
こうして、五・一五事件を境に、政党政治は終わりを迎えるのです。
「さすがに、話し合いぐらいはしようよ」って思いません?
話し合いもせずに殺しちゃうなんて
「ひどくみに(1932)くい、五・一五」
以上、五・一五事件が起こった年号のゴロ合わせでした!